大迫力 茅ヶ崎BY THE WAY
今回は茅ヶ崎の鉄砲通りにあるBY THE WAY。2014年にオープンして、すでに名店としての貫禄があるお店。店の向かいには幼稚園と中学校があって、平日の昼間に行くと陽当たりもよく、キッズの声がして非常にポジティブな雰囲気を感じます。
BY THE WAYって聞くとレッドホットチリペッパーズのアルバムを思い出す。中学から高校の始めまでけっこう聴いていて、今何年かぶりに聞きながら書いているんだけど、さすがに懐かしい。当時は気が付かなかったんだけど、フォークソングの影響が強く牧歌的でかなりコーラスワークが効いてる。
残念ながらフリーのベースがビシバシ系のスラップではないんだけど、アンサンブルと落ち着いたグルーヴに重点が置かれていて、耳を集中するとなかなか哀愁のあるラインを弾いていることに気付く。フリーのベースの歌心を十分に感じることはできると思うな。特に2曲目のuniversal speakingと9曲目のmidnightはこの観点で聴くと異常なクオリティがあるね。
興味がある方はCalifornicationと併せて聞くことをオススメ。ジャック ジョンソンが好きな人だったら、この2枚は違和感なくいけると思う。
座った席の目の前には大迫力のヘラジカの剥製。
青を基調とした店内に違和感なく溶け込んでいて内装にセンスを感じる。
決して広くはない店内だけど脱力的開放感と湘南的プチトリップな雰囲気は圧巻。
今回注文したのはゴルゴンゾーラチーズ&ベーコンバーガー¥1550。ランチだったのでドリンクが付いてます。
ここのお店はパテを最後にジャックダニエルでフランベしているらしく店内に甘い香りが漂っている。
しっかりとゴルゴンゾーラがメルトしています。サイドはポテトと冷製のコーンスープ。この冷製のコーンスープは特徴的。ひと口で一気に飲み干すくらいうまい。
ポテトにはバーベキューソースが付いていて、全体のプレートはこちら。
パテがカリカリに焼かれていて、しっかりと塩気が効いている。フランベしてあることもあり、ひと口で他のお店との違いがわかると思う。なので最初のひと口目は集中して食べましょう。あとバンズに歯応えがあってパテの存在感に負けてない、そこも特徴。
ゴルゴンゾーラのいい意味での青カビ臭さとベーコンの香りがあいまって、なかなかパワフルな味。
見事だなって思ったのがトマト2枚とピクルスの酸味で、ゴルゴンゾーラとベーコンの塩気がうまい具合に中和されている。特にトマトの水分で喉通りがいい。挟んである野菜の種類と量で全体のバランスを調整するバーガーセンスは食べ進めていくなかで驚いた。
次もまた楽しみに来たいと思います。